東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻

生物環境工学研究室

Bioenvironmental Engineering Lab
The University of Tokyo

生物と環境の関係を理解し応用する —植物組織から個体群まで—

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生物の生育は環境の影響を受けます。また、生物はその生命活動により環境へ影響を及ぼします。 この生物と環境の関係を理解することは、生物生産システムの効率化および生産物の高品質化のための新たな方法や環境問題の解決方法の提案・確立には必要不可欠であるといえます。 当研究室では、生物生産システムの効率化や生産物の高品質化、さらには環境問題の解決を念頭に置きながら、おもに植物と環境の関係を組織、器官、個体、あるいは群落レベルで解析し、新たな知見の獲得と新たな領域の開拓を目指して研究を進めています。 基本的には工学と生物学の境界領域を研究対象としており、その内容は、生物生産システムのための光、水、ガス環境制御法の開発などの工学的色合いの濃いものから、環境要素に対する植物の光合成応答の解析などの植物環境生理学に近いものまで、比較的広範囲に及びます。

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What's New

教員

富士原 和宏 教授
Professor Kazuhiro Fujiwara

松田 怜 教授
Professor Ryo Matsuda

イ ジユン 助教
Assistant Professor Ji-Yoon Lee

研究テーマ

光植物学研究用LED人工太陽光光源システム

CO2施用速度-温室内植物個体群純光合成速度応答曲線のリアルタイム
推定法―デジャブ・データ抽出による温室環境制御用コア情報の構築―

植物工場における”超”高付加価値物質生産:植物を用いたバイオ医薬品生産

光合成の光環境応答の解明、および施設園芸における光環境制御への応用